GOOD: Capitol Crimes
「Good Magazine」にでていたアメリカ国内での政治家の汚職を視覚化したインタラクティブなグラフィック。

1982年に公開されたH・B・ハリッキー制作、監督、主演の映画「ジャンクマン」
映画を一言でいえば暴走カーアクションムービーでひたすら車をぶっ壊すという内容。
ストーリー的にはカーアクション映画監督であり人気スターの主人公ハーラン・ホリスがジェームズ・ディーン記念祭に出席するため愛車で向かう途中に何者かに襲われるというものだが、カークラッシュこそが見せ場であり脚本はB級だが細かいところは突っ込むべきではない作品。

内容は置いておいて映画のオープニングとエンディングタイトルがなかなか優れている点にも注目したい。

オープニングは映画の内容とテイストが違うがフレームに入ったH・B・ハリッキーが所有すると思われるおもちゃとかわいらしいタイポグラフィで作品のクレジットを構成している。

「BORN TO RUN/H.B.Halicki DVD collection」
カーアクション映画の巨匠 H･B･ハリッキーのDVD3枚組のボックスセット。
内容は伝説の映画バニシング in 60”に続く二作目の映画「ジャンクマン」、バニシング in 60””とジャンクマンの未使用シーンをくっつけてた「バニシング in 60” デッドライン」、ハリッキーが撮影中の事故で亡くなったために未完成の作品「バニシング in 60” II ~unfinished version~」、インタビュー、フォトギャラリーなどの入った特典映像ディスクのDVD3枚組。

監督、制作、脚本、主演をすべてこなすH･B･ハリッキー。不動産事業で成功した事業家だがその傍らで映画のスタントマンやアクション監督をこなし、自分の望むカーアクション映画を作るために映画制作を始め「バニシング in 60”」を大ヒットさせた。その後このボックスセットに収録の二作を制作。カーアクション映画の金字塔となった「バニシング in 60”」の続編を撮影中に給水塔がクルマの上に倒れ下敷きとなり帰らぬ人となった。カーアクション映画にすべてを捧げたハリッキーの死から20年近くたちボックスセットが発売となった。ただ残念なことに版権の関係か音楽が一部が差し変わっている。

「バニシング in 60”」
文字通り60秒で車を盗んで消えてしまう自動車の窃盗団についての映画だが、大量発注で高級車を次々に盗んでいき最後の一台で警察に追われ逃走するが．．．映画の半分くらいはカーチェイスシーン。ニコラス・ケイジ主演で「60セカンズ」としてリメイクされた。

このサイトにバニシング in 60”とH.B.ハリッキーについて無茶苦茶詳しく書いてある。amazonのカスタマーレビューも詳しく触れている。

4AD 2008 – The Digital Sampler
4ADの12曲入りフリーサンプラー。TV On The Radio、Bon Iver、Deerhunterなど今年話題になったアーティストからベテランThe Breeders、移籍してきたStereolabなどバラエティに富んだ所属アーティストのコンピレーション。

TV On The Radio “Golden Age” ? Dear Science
Deerhunter ? “Nothing Ever Happened” ? Microcastle
Department Of Eagles ? “No One Does It Like You” ? In Ear Park
Anni Rossi ? “Ecology” ? Afton EP
Stereolab ? “Neon Beanbag” ? Chemical Chords
Atlas Sound ? “River Card” ? Let The Blind Lead Those Who Can See But Cannot Feel
It Hugs Back ? “Work Day” ? Inside Your Guitar (forthcoming)
Minotaur Shock ? “My Burr” ? Amateur Dramatics
Johann Johannsson ? “Melodia (i)” ? Fordlandia
Bon Iver ? “Skinny Love” ? For Emma, Forever Ago
The Breeders ? “Bang On” ? Mountain Battles
The Mountain Goats ? “Sax Rohmer #1″ ? Heretic Pride

アメリカの大手スポーツ専門チャンネル「ESPN」で米４大スポーツ（MLB、NHL、NFL、NBA）のゲームの進行具合や試合中のスタッツをほぼリアルタイムで表示するGamesCast。年々その内容と精度が上がっており、最近は細かいスタッツだけでなく試合中の写真も閲覧できる。STATSのデータを使っているのではないかと思うが他のスポーツ系サイトと比べてもESPNの出来が良く、リアルタイムでゲームを見ることできないが試合が気になる人にとっては良いのではないだろうか．．．

NBA: Gamecast
試合の得点経過は当然だが、各選手のショットチャートを見ることが出来る。シュートを打った場所だけでなく、ジャンプショット、レイアップ、フックショット、フリースローなどどんなシュートを打ったか分かる。
NBA GameCastへのリンク

NFL: Gamecast
ドライブの推移などをみることができる。

MLB: Gamecast
一球ごとの配球、バッターのコースごとの打率（Hitzone）を見ることができ、画面下の方にはカウントごとの打率などを表示している。細かいところでは試合の行われている球場によってフィールドの形が微妙に違う。
MLB GameCastへのリンク

NHL: Gamecast
ショットチャートを表示している。距離は当然だがWristshot、Slapshot、Backhand、Snapshotなどショットのスタイルも表示される。ペナルティやヒット、ブロックも画面下のボタンを選択すれば閲覧できる。

リンク先はespn.com内の各スポーツのメニューから「Scores (Scoreboard)」をクリックすると各試合のところに「GameCast」と表示されるが、ゲーム後しばらくすると表示が消えてしまう。
NBAやNHLでは試合終了後もShot Chartは閲覧できる。
※MLBとNBAは直リンがあったのでURLを記載しておいた。

New York Times: A Year of Parking Tickets
2007年7月から2008年7月までの間にニューヨーク市内で9,955,441枚の駐車違反のチケットが切られたがその詳細を表したNew York Timesのインフォグラフィック。

ストリート（しかもブロック）ごとに分けられている。

Deerhunter – Microcastle
少し前に出たアトランタ出身のDeerhunterの新作「Microcastle」がシューゲイザー的なスペーシーなサウンドで素晴らしい内容だった。 本国アメリカ以外では4ADから出てるのがわかるサウンドだが、MY Spaceでシングル「Nothing Ever Happend」など試聴できます。
中心人物Bradford Coxのサイド・ユニット「ATLAS SOUND」も同じく4ADから出ているがブログでデモなどいろいろ音源を公開している。

Deerhunter – Strange Lights
Directed By James Sumner
前作「Cryptograms」からのPVだがシンプルでいい感じだったので．．．．
ちょっと前に触れた「I Want My MTV」からembedしてみた。

DEERHUNTER@GRND GERLAND VIDEO !!!!
2008年6月に行われたフランスでのライブビデオ、57分もある。

以下のサイトでDeerhunterの新作について詳しく触れている。
On the One: Deerhunter/ Microcastle
monchicon!: Deerhunter – Microcastle

Mexico Under Siege
「Los Angeles Times」よりメキシコでのドラッグ関係での死者を視覚化したインタラクティブマップ。2006年12月31日から2008年11月27日の間に6836人死んでいる。Deaths By Weekを見ると確実に死者の数が増えてきている。

「Multimedia Gallery」にはたくさんの写真が出ているが銃を持った警官や現場写真、さらに死者の写真もあり生々しい。

Videoはさらに上をいっており中には宝石店内のセキュリティのカメラに写った映像を公開している。
３人の銃を持った男が宝石店に入ってきて４人撃ち殺すのだがターゲットは客の一人だった警察官と思われる。強盗は何も盗んでおらずDrug Warの戦場となった宝石店の防犯カメラに23秒間の衝撃的な映像が写しだされている。

親会社である「Tribune Company」が破産の申し立てをし、新聞業界はこの先厳しくなりそうだがこういったコンテンツはどうなるのだろうか．．．．

New York Times Conversations
New York Timesのインタビュー関連の新しいコンテンツ
John LeguizamoやJohn Camareon Mitchellなどの各界の著名人のインタビューを掲載しているがタイムラインに沿ってビデオの下に表示されるNew York Times内の関連トピックが変わる。たぶんタグで管理しているのだと思うが、話している内容に近いトピックが表示されるようになっている。

IKEA Sweden: Mosaic Grandma
IKEAの商品だけでできた人の顔。以前Steve Jobsの顔をApple製品のアイコンだけで作り話題となったCharis Tsevisの作品。

目のあたりの拡大だが、職人技を伺うことができる。

Barack ObamaやMichael Phelpsなど作品数が増えており、flickrに画像が公開されている。

追記：

IKEA: Face
こちらのサイトに実際のIKEAの広告が出ていたので追加しておきます。