QR Code
QRコード一覧
ちょっとQRコードをデザイン(?)してみたのでちょっとまとめてみることにした。
QRコードの基本的なことについてはGoogleで検索したり「2次元コードの基礎知識」などを見ていただければ基本的なことはわかります。
QRコードの種類はモデル1,モデル2、マイクロQRコードってのがあり今回のはモデル2です。さらにバージョンというのがあり21×21セルがバージョン1。それ以降4セル増えるごとにバージョンが上がっていき、マックスは40×40みたいです。今回のは25×25なのでバージョン2です。
今回学習した基本となるポイントを書いてみます。
ざっくりいえばですが...
以下のことを認識すればQRコードと判断される。
・「切り出しシンボルや位置検出パターン (Finder Pattern)」と呼ばれる3箇所の7×7の四角いエリア(黒)
・切り出しシンボルに1セル分の隙間 (Separator)
・「アライメントパターン (Alignment Pattern)」と呼ばれる5X5の四角いエリア(ピンク)
・「タイミングパターン(Timing Pattern)」と呼ばれるドット(青)
・「フォーマット情報 (Format Information)」左上に一つと左下と右上を合わせて1つの合計2ペア(黄色)
・外に4セル分のマージン (Quiet Zone)
2次元コードの基礎知識やQRコードの用語の説明に詳しい説明が出ている。
QRコードには誤り訂正機能があり、上記の条件さえキープしていれば少しくらい破損していても訂正可能(最大約30%くらい)。水色のエリアの情報が少々欠けていても認識してくれる。
以前このブログでふれたLouis Vuitton QR Code
ルイ・ヴィトンの場合、基本の色は紫だがなるべく濃い色がいい。きわどい色だと認識しない場合がある。
白いエリア(隙間)にオブジェクトを配置しているが、薄い色だったり黄色、緑、水色みたいな色だと結構いける。
MARC BY MARC JACOBS
Marc JacobsによるQRコード
QRコードは360度どこからでも認識できるので斜めもOK
今回は特別に、上記QRコードがポイントちゃんと抑えてるか検証してみた。
Marc JocobsのQRコードは左下の「フォーマット情報」が欠損しているが「フォーマット情報」の一つは予備なので最低1ペアあれば認識してくれる(たぶん)
制作にあたり何が大変かというと検証で...これは正直めんどくさい。
iPhoneしかもってないので以下のアプリで検証した。
QuickMark (115円)
写真を撮らなくてもカメラを向けるだけですむので便利(普通に使うならこれが一番便利)
QRコード (230円)
Barcodes (無料)
NeoReader (無料)
QR app (無料) <--あまり使ってない
Barcode(無料) <--あまり使ってない
当然アプリによって認識の仕方が違う。下の二つはあんまり使ってない。
携帯も機種によってシンクロ率にばらつきがあるので難しい。
今回のようにモニター上にQRコードを表示する場合、ディスプレイの明さにも結構依存するので微妙なコントラストだと厳しい。
とはいえ、今回まだシンプルなことしかやってないし、そんなに出尽くした感じはしないのでまだやれそうなことはあります。例えば生成したパターンをQRコードのセルにあてこんでいくみたいなものはできそう。
これだけ書いといてあれですが、基本的に携帯でWeb見ないのでQRコードを使うことは全くない。
補足)QRのススメ:QRコード作成結果みたいなサイトからかんたんにQRコードは生成できます。
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