The Ebb and Flow of Movies: Box Office Receipts 1986 ? 2008
New York Timesに出ていた映画の興行成績を視覚表現したインフォグラフィック。

縦軸は興行収入、横軸は映画の上映期間を表している。
重なっているところが極めてわかりにくいがクリックするとNew York Timesのレビューページへとリンクしている。

The Defense Never Rests
ワールドシリーズは終わってしまったが同時にNBAが開幕。上記は去年「New York Times」に出ていた記事だがNBAでの特定のプレイに対するディフェンスをグラフィックと元NBAコーチのJeff Van Gundyによる音声解説を組み合わせてうまく見せている。解説の音声に合わせて絵も変化しわかりやすく、英語ではあるがこういう解説はファンにとってはありがたい。昨シーズンはSteve Nash、Kobe Bryant、Ray Allen、Yao Ming、そしてPhoenix SunsのFast Breakを解説していたが今シーズンも是非やって貰いたい。

http://thingsarefine.org/
Don’t Vote
Things Are Fine Just The Way They Are.

米大統領選挙の登録を促すサイトだがユニークなデザインのポスターを配布しているので取り上げてみた。
「Don’t Vote」のコピーと印象的なアンチアメリカ的なグラフィックやタイポグラフィーで構成されたポスターを12種類配布している。印刷用前提なのでファイルサイズが大きいが最大で18×24インチ（45x60cm）で印刷できる。

他にもバナーも配布している。

The Ad Wars
2008年4月3日から10月13日までの間に各候補者が大統領選挙のテレビ広告にいくら使ったかを視覚化した「New York Times」の記事。

オバマ、マケイン両方合わせると約半年間で300億円近く使っている。凄いことにどの広告にいくら使って、どの地域で放映されたかはっきりとわかる。全部ではないが多くのキャンペーンビデオを見ることもできる。日本でも麻生太郎首相（自民党総裁）の就任を受けたテレビコマーシャルを流しているが国民はどれくらいの予算がかかったか誰も知らないだろう。

Can a President Tame the Business Cycle?
「New York Times」に出ていた1950年以降の連邦予算黒字、家の平均価格、最低賃金など７つの経済的な指標を歴代大統領別に表示しているインフォグラフィック。数値が高い物は白く低いものは赤く熱状の帯になっていて奇麗に整理されている。

Drink for Change (Obama Blend)
http://www.obama-tea.com/

Extra-Mavericky (McCain Blend)
http://www.mccain-tea.com/

「Pearl Fine Teas」から大統領選の11月4日までの期間限定で発売される紅茶のサイト
サイトではアメリカ大統領候補者のバラク・オバマとジョン・マケインの顔の形に紅茶をちりばめたTea Illustrationを表示していて、ちょっとユニークな便乗ビジネス。
「Drink for Change」のコピーがちょっと面白かった。

Multimillion-Dollar Men
2003年から7年までのウォールストリートの金融・証券会社のトップの給料を視覚化したインフォグラフィック。
貰いすぎ、これで公的資金投入といわれても．．．．議会で否決されても仕方がない。

DJ Z-TRIP / OBAMA MIX
Shepard Faireyと共に熱心にBarack ObamaをサポートするDJ Z-Tripが米大統領選挙のキャンペーン資金を集める目的で行ったパーティ「Party For Change!」でのMixをオンライン上に公開している。

内容は、DJ TripのmixにObamaのスピーチのサンプリングを刻んでいる感じだが、前半ではZ-Tripが聴衆に訴えかけていたりする。Public Enemyの「Black Steel In The Hour Of Chaos」などもメッセージ性の強い曲とか流しています。
他にもBob Marleyの「Get Up, Stand Up」やThe Fugeesの「Ready or Not」 などなんとなくオバマのキャッチコピー「Change（変革）」を臭わす曲も入っていていて構成がかなり練られています。「Ready or Not」はDJ をVadimの「Terrorist」にかぶせていてえぐいところをついてます。

ちょっと笑えているところでは、Chemical Bothersの「Brother’s Gonna Work It Out」も入ってるのですが、完全にBrothers Gonna work it out(ブラザーがなんとかしてくれる)の言葉の一発ネタみたいな．．．

後半では反イラク戦争を想像する言葉のサンプリングを並べた後にDaft Punkに乗せて「This is a Moment, This Is Our Time」とスピーチを乗せたり、聴衆が「Yes We can」と叫んでいる部分のサンプリングを使ったり、共和党候補者John McCainがGeorge Bushの政治的判断の90%を指示すると発言したことに反論したスピーチを強調したりメッセージ性が強くなっていきます。エンディングはHip Hopは聞くかとObamaに質問したインタビューの回答にZ Tripとサンプリングを乗せて終わっています。

Download
Download(Radio Edit)

The Art of the Title Sequence
文字通りタイトルシーケンスを集めたサイト。
サイトの見た目もきれいでわかりやすく、サムネイルもあるので内容のよくわからない映画でもタイトルシーケンスはどんな感じかイメージできる。そして用意されている動画のサイズが大きく高画質なのが素晴らしい。
まだ数は少ないが「Audio Extra」もあり制作の関係者による解説というか音声のコメントが聞ける。

以前紹介したオープニングシーケンスを集めた書籍「Uncredited」では付属DVDの画質が若干悪かったのでこれくらいやってほしかった。

画像は上からJuno、The Kingdom、Stranger Than Fiction。

Everymoment Now
米大統領選挙の民主党の候補者Barack Obamaと共和党の候補者John McCainの新聞記事の露出度合いをインフォグラフィック化したサイト。副大統領候補者のチャートもあるのだが。Biden、Palin候補ともに指名されるまでは全くといっていいくらいチャートに現れてない。

当然英語だが、大統領候補の記事を探すのだったらこのサイトが一番わかりやすい。

via swissmiss