Artikulation
ジェルジ・リゲティの1958年の楽曲「Artikulation」
R2D2みたいなサウンドだが、スターウォーズより20年以上前の作品で、スターウォーズのサウンドデザイナーBen Burttが影響を受けていると考えている人も多い。
Artikulationが録音されてから12年後にRainer Wehingerが作ったグラフィック・スコア(Visual Listening Score、Aural Score)では普通では表現できない楽譜を特殊な方法を用い、時間軸は小節ではなく秒、音符のかわりにシェイプと色を使用している。ドットはインパルス、ノイズはクシの形を使い表現している。また違う色を使い音質やピッチを表している。
そのスコアをスキャンしてタイムラインにのせた映像。音もだがビジュアルも斬新。
写真や画像を解析してパターン、シェイプや色を見つけそれを音にすることはできそう。
Thames and Hudsonの著書「Modern Music」ではArtikulationのスコアがイラストとして使われている。
ジェルジ・リゲティの音楽はスタンリー・キューブリックの映画「2001年宇宙の旅」や「シャイニング」でも使用されている。